前回から一月ほど経ちまして、再度行ってきました、みんぱく!
↑はみんぱく(国立民族学博物館)までの道中にある顔ハメ看板です。
言語エリア
今回は前回の続きで言語エリアからのスタートです。
のっけからゲームがあって長時間居座りそうになります。
母音と子音の組み合わせで発音を聞いたり擬音語を作成できる、積み木みたいなゲームの他、点字の板をのせると各言語を発音してくれる展示など色々あります。
ゲーム以外だと様々な国の言語で出版されている「星の王子さま」と「はらぺこあおむし」が、ずらーっと展示されています。
カップルうらやましす※↑に写りこんでる方たちは私とは全く関係ない他人です。
言語エリアの壁には壁一面に大きな展示物があったり、各言語の派生や文字の分布などが見て分かるようになっていて面白いです。
楽器の変遷
シタールとシタールに似た楽器(名前忘れた)などなど、人の交易ルートや文化の伝搬の影響を受けた楽器の説明。
弦をはじくのか、弓を使って弾くのか叩くのか、音を響かせるための空洞がついているかどうか等、楽器の派生が様々で楽器の見た目だけでなく演奏方法も違います。
また、日常的に演奏されるのか宮廷などで演奏されているのかなど文化や宗教との関係も楽器の見た目に影響が出てきてます。
↑はバイオリンみたいな形をしていて楽器や人の変遷って面白いなと感じました。
それにしても、楽器の見た目変わりすぎやろ…。すごいな。
皇室からお借りしているという楽器2点も展示されていました。
楽器の形もそうですが、装飾がとても美しかったです。
フラッシュを焚かなければ、この楽器2点も撮影OKです。
アジア、東南アジア、インド
インドはとにかく装飾や模様が美しかったです。
装飾の対象は木や布、金属まで可能で、大きな門の彫刻から装身具のイヤリングに至るまで緻密さを兼ね備えたオリエンタル模様が目を奪われるほどに美しかったです。
まず、刺繍が美しい。鏡を刺繍で衣装に取り込むのも他ではめったに見られない手法で面白いです。
※↓写真の衣装には鏡は含まれてません。たぶん。
腕輪やイヤリングの装飾も細かくキレイ。
大きな門などの彫刻もすごい。
インドでの染色技術や織物の技術伝搬含め制作工程などは、カースト制度のもと成り立っているそうです。
ちょっとこの辺難しくてうろ覚えなので気になる方はみんぱくに行って説明文読んできてください。
それにしても色々と考えさせられます。これほどまでに美しい装飾もカースト制度がベースとなり、分業化や流通によって生み出されているのかと思うと、考えなければならない問題が浮き上がってきます。
朝鮮半島
日本の植民地時代の影響などを知ることができます。
日本が植民地支配していたことについて、学校の授業でやった覚えがなかったのでどの資料も新鮮でした。
そして花札好きが見つける違和感!
↓日本から韓国に伝わった花札だそうです。
花札の藤の模様逆ちゃう?でも文字の向きは合ってるっぽい。謎や。
あれですかね、花札が日本から伝わったけど伝わり方がテキトーだったせいで、藤を萩と同じ方向だと間違えちゃったんですかね?
この辺りから閉館時間が迫ってきていたので、だんだんサラサラーっと見ていきます。
モンゴル
ゲルの中に入れます。ちょっとだけ。でも中が見渡せるので面白いです。
時間切れ
ここでまたしても閉館時間10分前のアナウンスが…
中国、アイヌ民族、日本の伝統などをスルーして帰ります。口惜しい……。
また、今度、ですね。
みんぱくからモノレールの万博記念公園駅まで無料シャトルバスが出ていたのでそれで帰路に着きました。
駅からみんぱくまでそこそこ歩くので無料シャトルバスの時刻表をチェックして利用するのをオススメします!かなり楽になります!!
国立民族学博物館…と思ったらみんぱくHPで無料シャトルバスの時刻表見つけられなかったです。
ニュースに載ってました。無料シャトルバス
それにしてもこの↑シャトルバスのちらし可愛すぎません!?
可愛すぎてこのちらし持って帰りました。